2014年12月 石川県山中温泉 胡蝶(貸切)
東京都内在住の二人。新郎は都内出身・新婦は石川県出身で新婦の実家のある加賀市での結婚式を選んだ理由は新婦祖母の「家からお嫁に出してあげたい」と耳にしことから、加賀の婚礼文化やしきたりに興味を覚えひとつひとつ丁寧に行うことを決めた。
ふたりの希望は
- 新婦の祖母の思いを汲み取りたい(実家からお嫁に出したい)
- ゲストには美味しい料理でもてなしたい
- 新婦の実家が加賀市内で自宅からお嫁入りできる場所にあること
- 全国から集まるゲストのアクセスや滞在を重視したい
- 神社挙式を行いたい
- ウエディングドレスは着たい
加賀温泉郷は片山津温泉、山代温泉、山中温泉、粟津温泉と複数の温泉街を有する地。新婦実家のある山代温泉の氏神神社「服部神社」で挙式。披露宴は渓谷沿いに広がる開湯1300年を誇る山中温泉にある料理旅館「胡蝶」(こちょう)に。胡蝶は昭和初期に別荘として建てられた日本建築の随を凝らした特別室「聚楽第を中心に厳選かけ流し客室露天風呂を有する大小9室の落ち着いた料理旅館。
旅館一棟を貸切することで全館を一泊二日使った深夜まで語り合える結婚式を実現した。
修 祓 新婦実家に伝わる盃
1日の流れ
早朝から新婦自宅に美容着付チームがお伺いして、ご家族に見守られながら花嫁支度を整え、親御様にご挨拶された後、近所の皆様に見送られて実家からのお嫁入り。氏神神社には代々伝わる盃をお預けし三三九度で使われました。新婦祖母の願いであった「家からお嫁に出す」「先祖から繋がる盃での三三九度」ではじまりました。
挙式後は温泉旅館へ移動して、友人たちを迎えた披露の宴は加賀の伝統婚礼料理を取り入れた美味しい料理を中心に和気あいあいと笑顔にあふれ、アフタータイムはアパレル業界にお勤めのふたりらしい洋装スタイルで深夜まで語り明かされました。翌朝は朝風呂を楽しんで山中温泉街を散策され観光も楽しんで帰路に。
温泉ウエディングからのコメント
都内在住のおふたりとの打ち合わせは、アクセスの良かった渋谷駅近郊の喫茶ルノアールで。任せるところはドンとおまかせいただき、プロを上手に使えるセンスを感じました。
ゲストとの時間を大切に考えて旅館全館貸切りでのウエディングを選択。他のお客様を気にすることなく深夜まで友人たちと過ごされた。ご高齢の親族はゆっくりお風呂を楽しみ、お部屋で寛がれたり、館内どこでお逢いになる方はふたりに招かれたゲストだけなので、貸切温泉ウエディングならではの一体感に包まれていた。
翌朝は朝風呂を堪能し山中温泉街を散策して、ゆっくりチェックアウト時間まで楽しまれ、ゲストをお見送りするふたりと名残惜しそうに再会を約束されていました。
詳細データ
場所:加賀温泉郷 山中温泉(石川県)
会場:胡蝶
開催日:2014年12月
挙式:服部神社
披露宴:宴会場「大観」
参列者:35名/家族・親族・友人( 全国より)