2024年9月 兵庫県有馬温泉 有馬グランドホテル
東京在住のおふたりが選んだのは、日本三古泉のひとつ、兵庫県・有馬温泉。新郎ご家族は東京から、新婦ご家族は岡山から。ご家族・ご親族13名が集い、ゆっくりと同じ時間を過ごす一泊二日の結婚式となりました。

漠然としたイメージから、一緒に形にしていった結婚式
温泉ウエディングへの最初のお問い合わせは2024年2月のこと。当時、新郎は海外へ転勤中で、結婚式のイメージもまだ漠然としている段階でした。「温泉旅館で結婚式を挙げたいけれど、どんな旅館があるのか、どこで開催できるのか。まずはイメージ作りから相談したい」そんなお声をいただき、まずは新婦おひとりとのご相談がはじまりました。
4月に新郎が帰国。5月、温泉ウエディングからお送りしたメールをきっかけに「ちょうどふたりで結婚式について話し合っていたところでした」とご連絡をいただき、すぐにオンラインでの打ち合わせへ。そこからおふたりの決断は早く、温泉ウエディングへの申し込みと同時に、会場探しが始まりました。
エリア選びと会場決定まで


おふたりの暮らす東京と、新婦ご家族の岡山。両家にとってアクセスしやすい場所として、関西エリアも候補に挙がりました。温泉ウエディングの開催実績がある有馬温泉もそのひとつ。また、費用面を考慮して、温泉ウエディングの拠点がある石川での開催も候補に入れながら、複数の選択肢をご提案しました。
秋の開催を希望していたため、6月から旅館の空き状況を含めた候補選出がはじまりましたが、秋シーズンの週末はどこも混み合っている状況。その中から、おふたりの希望と予算に合う旅館として「有馬グランドホテル」に決定しました。
なお、会場探しと並行して、準備を進める中で新婦のご懐妊が判明。安定期に入る頃に合わせて開催日を調整し直しました。ご家族のご予定を確認しながら、全員が集まれる日取りを丁寧に絞り込んでいきました。
おふたりのこだわり
ご家族だけをお招きする結婚式だからこそ、華やかな演出よりも親睦を深められる和やかな宴にしたい。そんな想いから準備が始まりました。挙式は神前式をご検討されていましたが、ご家族皆さまに無理無くご参列いただけるよう、移動負担を考慮し、旅館館内で執り行う和の婚礼式(人前式)をご提案しました。衣装は、和装も洋装もどちらも楽しみたいというご希望から、白無垢とウェディングドレスの両方をお選びいただきました。
挙式当日の流れ
新郎新婦と新郎ご家族は前日から有馬グランドホテルにご宿泊。当日を慌ただしく迎えることなく、ゆったりとした気持ちで一日を迎えられました。新婦ご家族は当日、岡山から有馬温泉へ。ご親族皆様が旅館に集い、結婚式が始まります。
14:00 新婦 お支度開始
14:30 ご両家のお母様 お着付開始(館内控室にて)
温泉旅館には、結婚式場のような美容室が併設されていない場合がほとんどです。そのため、ご家族のお着付けやヘアセットが必要な場合は美容、ヘアメイクスタッフを手配し、館内でお支度ができるよう準備を整えています。ご自前のお着物をご着用される場合も、小物の確認や不足品のご案内まで事前に行い、安心して当日を迎えていただけるようサポートしています。
15:00 ゲスト到着・チェックイン
16:30 受付
17:00 婚礼式(人前式)



挙式は館内の会場「嘉祥」にて、和の婚礼式(人前式)を執り行いました。挙式のはじまりには、ご家族皆様に、おふたりとの思い出を振り返る時間を。おふたりのこれまでの歩みを見守ってきた皆様が心をひとつにして誓いを見届ける、それが温泉ウエディングの婚礼式です。家族婚だからこそ、一人ひとりの想いが静かに伝わる挙式となりました。
17:30 集合写真撮影
18:00 披露宴
披露宴はご家族・ご親族13名での会食。プロの司会者を入れずに和やかな雰囲気にしたいというご希望から、進行役は新婦の弟様が務められました。
披露宴ではまず、おふたりがお互いを紹介し合う時間を。そしてご親族の皆様にも、お祝いの言葉とともに自己紹介をしていただく時間をご用意。お名前だけではなく、おふたりとの思い出や関係性も交えながらお話しいただき、ゲスト一人ひとりの人柄が伝わる、あたたかなひとときとなりました。



テーブルには前撮りのお写真を飾り、ゲストの皆様にもご覧いただきました。また、新郎新婦それぞれのご実家から幼少期のアルバムをお持ちいただき、子どもの頃からの思い出を振り返る時間も。アルバムを囲みながら自然と思い出話が始まり、ご親族同士の会話もゆっくりと広がっていきました。
披露宴の余興では、新婦の祖父様による「祝い船」のご披露が。1曲と伺っていましたが、当日は歌詞リストをご持参くださり、数曲にわたって披露してくださいました。会場に響く祖父様の歌声に、自然とゲストの手拍子が重なります。笑顔が広がり、ご家族皆様がひとつになって、その時間を楽しまれていました。
そして披露宴のクライマックスには、ご懐妊中のおふたりから、赤ちゃんの性別発表が。集まったご家族全員で、新しい命の誕生を心待ちにする、特別なひとときとなりました。赤ちゃんが男の子だと告げられた瞬間、会場は温かい拍手と笑顔に包まれました。



21:00 おひらき
7:00〜9:30 ご朝食
11:00 チェックアウト
翌朝はそれぞれのペースで朝食ビュッフェを楽しみ、ゆっくりとした時間の中でチェックアウト。前日から続く温かな空気のまま、家族それぞれが帰路につきました。
温泉ウエディングスタッフより
最初のご相談は、新郎が海外にいる中での新婦おひとりからのお問い合わせでした。まだイメージが漠然としていた段階から、一緒に形にしていった結婚式です。
一般的に、結婚式の相談では「どこでできるのか」「いくらかかるのか」を最初に知りたいと思う方が多いものです。ただ、ゲストも会場も決まっていない段階で費用の正確な見積もりを出すことはできません。温泉ウエディングでは、まずおふたりとゲストのことを丁寧にお聞きするところから始めます。どこから誰がどうやって来るのか。おふたりが何を大切にしたいのか。どんな一日にしたいのか。それが整理されてはじめて、開催エリアや旅館の候補が絞られ、現実的な予算感が見えてきます。
また、結婚式当日は音響や映像、進行など目に見えない準備も欠かせません。旅館では会場ごとに設備や環境が異なるため、事前に旅館の方と細かく確認を重ねながら最善の方法を選んでいます。今回は館内設備を活用し、当日はスタッフが音響を兼務する形で対応しました。
温泉ウエディングのサポートは、開催エリアにかかわらず、全国どこでも同じ姿勢で臨みます。その土地のチームとのつながりを活かしながら、おふたりにとって最善の形を一緒に探していきます。一泊二日をともに過ごすことで、食事を囲む時間や温泉でくつろぐひととき、何気ない会話までもが、この日の大切な記憶になっていきます。 私たちは、旅館だからこそ流れるゆっくりとした時間を大切にしながら、おふたりとご家族にとって心に残る一日を、これからも丁寧につくり続けていきたいと思います。


詳細データ
開催日:2024年9月
場所:兵庫県 有馬温泉
会場:有馬グランドホテル
挙式:婚礼式(人前式)会場「嘉祥」
披露宴:宴会場「播磨」
参列者:13名(新郎新婦含む)/家族・親族のみ